2016年10月19日

タブノキでショールを染める


 以前試染をして以来、いつかちゃんと染めてみたいと思っていたタブノキhttp://hiyokomame432000.ti-da.net/e5466578.html
 11月のウッディフェア出店に向けて絹のショールを染めることにした。

 
 赤みのある色を期待して、今回は銅媒染。濃色なので、思い切って濃い目の40%に。加熱して15分。


 約100gのショールの250%→250gのタブノキの葉っぱ。


 ミキサーで細かく。

 タブノキ粉砕すると出来上がる謎のねばねば。沼のようだ。

 伝わるかしらこの溢れるスライム感。
 


30分煮込むとだいぶみどり味が減ってこんな色に。

銅媒染した繊維を投入。15分煮染め。




 よく染まったんだけど、オレンジ味が思ったより強いので、試しにアルカリ修正。


 下のほうがアルカリ修正済み。少しだけ赤みアップのもよう。うん。アルカリ修正に決定。
 

 ざばざば水洗。色どまりがすごくいい。タブノキ、優秀。例によって、最終的にスライムなドロドロはなくなってさらさらに。 



 タブノキでショールを染める

 できあがり。



Posted by hiyokomame at 17:26│Comments(2)
この記事へのコメント
いい色でましたね、銅40は勇気がいるなぁ、、ネバネバはムコ多糖体っていう砂糖の仲間のせいです
Posted by やぽにか.やぽにか. at 2016年10月19日 23:27
 ヤポニカさん

 葉っぱの採集、ありがとうございました!
 
 40、初めてやりました。前回マテバシイの赤みがいまいち引きだせなかったので。濃色Maxに設定してみました。一度では吸収できないから染色→媒染を繰り返しています。
 マテバシイも同様に。満足の行く染め上がりです。
 媒染剤の濃度の設定についてなんかちょっと掴んだ気がします。

 
 
 
Posted by hiyokomame at 2016年10月20日 12:17
 
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