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2016年07月12日

くらげの日


 3月の「ART with ZOO」で透かしっぽい印刷の紙を作ったら
 「この質感だったらクラゲとかも似合う気がする」「プランクトンとかも透明なのが結構いて、形も独特できっといいと思う!」とY谷さん、Sさんにそそのかされて、ああいいねぇ、と言ったまま、気が付けばもう夏。
 
 ふと思い立って、今日は一日タコクラゲのはんこばっかり作って日が暮れた。
 
 スケッチして、



 ゆらっとしてるのや、


 ぐいーんと進むのや、


 テンション高めのやつや、


 ちっこいのや。

 一日タコクラゲのことを考えていたらタコクラゲのことがだいぶ好きになった気がする。

 ちなみに個人的に一番好きなのは

 こいつです。



 

 






 

   
タグ :タコクラゲ

Posted by hiyokomame at 22:20Comments(2)

2016年07月02日

染物wsのおしらせ。


 久々に沖縄こどもの国、WSのお知らせです。
  ただ作品を作るだけではなく、染物という手仕事を媒体に、植物の世界や絶えず化学変化が起こっている鍋の中を覗いてみよう、という大人向けのワークショップです。
 講師は「琉球列島のススメ」の著者である佐藤先生。と、私hiyokomameこと新垣志保です。
 
 天然染料での染色は誰がやっても否応なしに理科の分野にリンクしてきて、美術の入り口から入ってくるとそこいらじゅうに置かれた理科的ブラックボックスに閉口することになります。
 と同時に、随所で出会う理科的不思議は草木による染色の大きな魅力の一つでもあります。
 その各分野にまたがった各種ブラックボックスを、佐藤先生が片っ端からガシガシ開けてくれるというWSです。
 私は、「隊長、何だか知んないけどここにやばそうな箱があります」、と報告する係、です。
 準備の様子はこちら。
 http://okinamamono.ti-da.net/e8776620.html(沖縄生物倶楽部より)

 3回連続の講座で、一日目は今週末7月3日。
 藍染めの不思議を体験します。
 沖縄の気候に適した木綿や麻などの植物繊維を堅牢に染めてくれる貴重な染料植物の一つ、リュウキュウアイ。染料を南京錠に例えると、ある特殊な条件が整ったときに鍵があき、空気中に引き上げられると繊維に絡んだまま鍵が閉まる、という感じの染まり方をします。鍵の開く状況の特殊性ゆえに染色後の色落ちが少ない、ある意味染料植物界のエース。
 wsでは白地に染める絞り染めだけでなく、藍の性質を利用してあらかじめ染めた藍色の布から模様を染めぬく白抜も体験します。

 2回目は8月7日(日)
 園内の植物を採集してタコ糸を染めます。
 タコ糸、というのが実はミソでして。
 一番染まりにくい、かつ沖縄の皆さんからの希望の多い繊維が木綿なのです。
 植物の種類、下処理の方法に触れつつ、調理実習みたいな感じで手分けして、数種の植物を各班ごとに3種類の媒染剤で染め分けます。

 3回目は9月3(土)
 前回染めたタコ糸と、藍染めのタコ糸、沖縄の木の実で作ったビーズなどでマクラメの作品を作ります。
 ブレスレットとかストラップとか、程よい時間でできて、かわいいデザインの作品をいくつか用意しておきます。
 作り方をマスターしたら、是非9月のちゃーがんZOOまつりでのwsのボランティアにご参加を。

 昨年はこのボランティア養成講座で出会ったボランティアさんとこどもの国の手ぬぐいなどを染めたりしました。

 今年も素敵な出会いがありますように。

   
タグ :沖縄の植物

Posted by hiyokomame at 12:08Comments(0)

2016年05月18日

縫物日和。

 







ショールのアイロンかけ終了。お母さんありがとう。 
 右二列、黄色とブルーとグレーがこの間の藍の色。ピンク系はマテバシイやシイノキカズラ、マテバシイとアカネなどの染め重ね。

 更に発酵が進んできれいに染まりそうだけど、当分他の仕事でめいっぱい・・・・。

 私が縫って、母にひっくり返してもらった巨大な草加せんべいみたいなこれを、


 我が家の力持ちT氏に信玄袋用ひも通しを釘でつけてもらって


 ひも通して

 できあがり。

 大好きなGAYAの手染め木版更紗、円形を切り取った残りをビニールコーティングして印鑑ケースの裏地に。

 

 


 以前お客さんからリクエストのあったポシェット。とりあえず緑を三個! 茶色も黒も作りたい。


 小物たち。


 クッション.



 プラザハウスで前のものを買って下さったものすごくおしゃれなお客さんに後ろも柿渋の布にしたらかっこいいよね、とアドバイスを頂いたのでぐるっと柿渋。贅沢だけどやっぱりかっこいい。
 裁ち切りのふさがちくちくしないように、バイアスで切ってパッチワーク。裂けちゃわないように裏に補強布を入れた。


 風呂敷にしようとしたら固すぎた、いつかの染布。引っ張り出してみたらサイズがクッションのちょうど背面二つ分、という地味なミラクル。
 
 余りはたったのこれだけ。こういうのってちょっとうれしい。


 

 梅雨入りで縫物日和が続きます。
 さて。作業にもどらねば。

   
Posted by hiyokomame at 18:54Comments(4)

2016年05月13日

藍の生葉、建ててみる。


 頂き物のリュウキュウアイ、今この時期が染め時です。

 ミキサーで青汁っぽくして、これが緑から青く酸化するまでの間にダッシュで動物繊維を投入して揉みこむと、きれいなトルコブルーが染まります。が。今年はやりません。

 キッチン用のネットに入れて、あるだけ全部(2~3㎏)、しぼり汁と一緒にバケツに入れます。今回のバケツはメイクマンで買った20ℓ、漬物用。

 バケツの中身をアルカリ剤でph11.5以上に整えます。今回は某レシピを参考に、ソーダ灰を1リットルにつき大匙1。
 この後発酵が進むとphが下がりがちになるので、適宜アルカリ剤を加えて常にph11以上を保ちます。
 最初の数日は特に不安定。
 
 二日目に、葉っぱのネットを取り出して液だけにし、泡盛と水あめをソーダ灰の半量(今回は100cc)ずつ加えて、この日から朝晩撹拌します。
 数日間、ph11.5以上を保つとその後は安定するので、その後はphが下がった時だけアルカリ剤を加えます。

 で。1週間ほど、諸々全部記述を端折って、今日。

 
 これは。いけるんではなかろうか。

 藍液と同じphに整えた水に植物繊維を浸して空気を抜いて、バケツにそーっと浸して三分間。
 
 
 !!!!!!!

 おお。行けるではないですか!


 青だ―。やったー。思えば十年間、いろんな人との出会いがあって、一つずつ頂いたパズルのピースがつながり始めた気がする。。


 皆さん、青です。しかも植物繊維です!!

 ・・・・という祭りを、今日の午前中、一人で淡々とやりました。



 皆さん、青ですよ!

 
 大事な事なので二度言いました。

 
 そしてやっぱりいつだって爪は良く染まるのです。まあいいや。祭りだし!


 


 
 


 

 

  

Posted by hiyokomame at 10:00Comments(0)染物

2016年05月12日

リュウキュウアイ染めどきです。

 5月27日からの個展に向けて、相変わらず地下活動中です。

 そんな中、ちょっとだけ地上へ。
 
 嬉しいご縁があって、近所の方が育てた藍を山ほど分けて下さった。
 適度に湿気のある眩しすぎない環境で、すごく元気な藍。数本の挿し木から増やされたのだそうな。すごい。
 写真、私写ってもいいよ! と快諾してくださったのでwさんもちょろっと登場の藍畑。私は画像が加工出来ないので、ちょろっと、こそっと、控えめに。Aさん、Wさん本当にありがとうございました。
 

 種から育てた木々が茂って、木漏れ日と緑のきれいなお庭だった。

 タブノキ。赤系が染まったことがあると言ったら、これも切って下さった。間に合うかな。これも染めたいな・・・。


 頂いた藍は、ミキサーにかけて、煮出して銅先媒染でショールを染めた。
 生葉でも今の時期なら染まるんだけど、堅牢度が高くない、あの色が似合う人ってのがイメージできないという二つの理由で、今回は煮染めを。
 そして、個人的な好みなどがあって、今回の個展では麻のショールを多めに出したいなあ、という思いがあり、下づけ処理した同じ銅媒染のリネンを入れたわけです。
 
 そしたらね。

 もろもろ全部はしょるんだけど、ものすごいことに。





 何故、同じ鍋からこのほぼ補色の二色が出てくるのか。不思議すぎる。
 下づけのカチオン処理の性質によるんだろうけど、今回欲しくてまだ出ていなかった黄色系が思いがけず得られて嬉しい。しかも大好きな金茶色。澁木の染料が手に入らなくなって以来、こんなくっきりした金茶色には出会えていなかった。

 何なんだろう、今のこの、考え抜いてやろうと思った事はできない、できないと思った事が棚ぼたでできちゃう不思議な流れは。なんかもう、いろいろ考えるのやめようかな。
 ただひたすら体を動かそう。


 さて。残った藍の葉っぱ。ベランダに挿し木するにも限度があるわけで。
 どうしよう、無性に建ててみたい。今まで泥藍買ってたんだけど、実は生葉から直接発酵建てで行けるんじゃないかな。行ける気がする。
 
 試験前に模様がえをしたくなる心のざわつきに似てるとかそういうことはさておき。

 結局、さっくり欲望に負けて仕込んだのが10日ほど前。長いので続きはまたあとで。

 
 


  

Posted by hiyokomame at 12:04Comments(0)染物

2016年04月23日

真鍮のボタン、再び。



 那覇のアクセサリーの工房、 d-y-w-f http://ameblo.jp/d-y-w-f/imagelist-201602.html のSさんから手作りのボタンが届いた。
 鎚跡の分だけSさんはこのボタンを叩いてくれたはずで、それを思うと毎回ありがたすぎて頭が下がる。なんと贅沢な。
 所々に見えるこれは焼きを入れた跡なのか、金属の色の微妙なグラデーションも好きで、それを程よく残して下さるところがきっとSさんのセンスなのだと思う。

 存在感が強いので毎回使うのに緊張する。喧嘩しても駄目だし、負けても駄目だし。このボタンがぴったりなじんで「いい作品だね」と言ってもらえるのって、どんな形の、何なのか。
 この緊張感を失くさずに、一つ一つ大切に使いたいと思う。  

Posted by hiyokomame at 08:55Comments(0)

2016年04月19日

シイノトモシビタケ

 やんばるで見た光るキノコ、シイノトモシビタケ。

 ARTwithZOOの時には消しゴムはんこだった。

 でもやっぱり、これだと布にプリントするのは難しい。

 なので型を彫った。

 渋紙に図案移して


 切り抜いて、この後補強用の紗貼り。
 接着に使うカシュー(人口漆)がメンマの匂い過ぎてくらくらするぜ。


 色を抜くのりを置いて(今回は半抜。コントラスト弱く、ぼーっと光る感じがいいな、と思って。)
 黄緑は、還元した藍の色素、インジカンの色。

 で、色が抜けるのを待ってる間にお出かけ。

 帰ってきて

 のりを洗い落として、アイロン。一度還元して浮きだしたインジカンはのりの上で酸化して水色に。

 型彫りの時、ちぎれ防止に貼ったマステのはがし忘れに気が付く。・・・・よくあるよくある。

 大体いい感じ。もうちょっと抜けを弱くしたいな。
 ちょっと作りたい小物作品のアイデアがあって、その裏地に使う予定。
 

 染めた柿渋の布が固すぎて立つので記念撮影。


  

Posted by hiyokomame at 18:32Comments(2)染物

2016年04月17日

嬉しいこと。

 母から電話がかかってきて、桜坂劇場の会報誌に作品が紹介されているよ、とのこと。電話口で作品についての文章を読み上げてくれた。春の陽気とあいまって、私は何やら賞状をもらう小学生のように幸せな気分になった。
 その後、桜坂劇場、ふくら舎さんのブログで担当のIさんが書いてくださった件の記事を見つけた。
 http://panafukura.ti-da.net/e8550765.html

 私のとりとめもない話を一語一句、こんなに丁寧に聞いていて下さったんだなぁとびっくりした。
 
 そしてこんなまじめな文章を書きつつ、しれっとポーチの中に妖怪を仕込み、尚且つそのことに一切触れないところに二度びっくりした。なにこれ那覇怖い。そしてIさん超cool!。

 同じシリーズで作品を作っていても、誰と仕事をするかで広がる世界が変わって来る。
 Iさん、何だか新しい扉が開いてしまった気がします。これから手に手を携えて、妖怪入れを作って行こうではありませんか。
 
  

Posted by hiyokomame at 10:00Comments(0)

2016年04月16日

DM作品大宮へ。

 5月27日からの個展に向けて、いそいそと準備中。

 今日やっと、案内のはがきに載せるための作品を作ってあるぴーのギャラリー樟楠http://alpinoginka.com/kusukusu/へ発送した。
 
 ちょっと横長のトートバッグ
 
 中に入っている吾妻袋。
 

 そしても一つ、吾妻袋と、ハンドル。
 

 三日月形のハンドバッグ。画像も貼らずに言うけど裏地が派手で可愛いのです。
 

 ハンドバッグは色違いをもう一つ。 


 イタジイで染めたリネンがきれいだったのでそれも送る。ショールは他に、コチニールのピンクを数点。


 やっつけ仕事は写真だけ! 鞄は大丈夫、やっつけてない!

 樟楠のWSの記事の中にこの間作った鍋つかみを発見。何だかかなり嬉しい。http://blog.goo.ne.jp/alpinoginkablog/e/b5a9b255740d56c3e589fb7d11374143。)

 作っても作っても全然足りないのでジャガイモがこっちを見てる気がする程度に意識が朦朧としてきました。


 この後この芽をくりぬいて肉じゃがに。猟奇的。
  

Posted by hiyokomame at 00:09Comments(8)バッグ

2016年04月09日

もちについて

 5月の末に、埼玉で個展をします。しばらくその準備でパタパタします。
 今は、DMに載せる作品仕上げつつ、まだまだ欲しい柿渋の布を染め重ね中。結果的に発色まで10回以上水をくぐったりするので、染の作業は無限にループであっという間に日が暮れる。

 そして、絵面が地味。


 この辺は、もう縫えるかな。
 

 これも、そろそろ使えそうな綾テープ。
 

 染めても染めても足りない気がしてずっとそわそわしている今日この頃。

 水曜日のカンパネラの「パフ」という歌の「ついてもついてももちもち、やめてもいいかな」という歌詞が頭の中に時々浮かぶ。月でウサギが餅つきに飽きてるっていうなんか可愛い歌。
 ついてもついても もちもち、って語感が良いんだ。そしてさらに突き詰めると「もち」の語感がいいんだと思う。
 あの食べ物の名前は、「もち」以外ではあり得ない。
 そして、柿渋染めのついても「ついてももちもち」感と来たら。

 ついてもついてももちもち、やめてもいいかな。

 ・・・・ダメなんだろうなあ。
 
 今日みたいに思いっきり雨だと染色作業ができないので縫う作業に集中できてありがたい。そんなわけで今日の仕事はもちじゃない方、です。
  
Posted by hiyokomame at 12:51Comments(0)染物

2016年04月05日

なべつかみ大宮へ。

 
 
 埼玉県、埼玉新都心駅近くに私がお世話になりまくっている素敵なレストランとギャラリーがありまして。
 そのギャラリーのTさんから、「4月8日から土鍋とかの素敵な作家さんの個展があるんだけど、その頃に時期を合わせて、鍋つかみ作らない?」 と電話を頂いた。なので、鍋つかみを作った。

 
 両手鍋用の二個セット。前回まで上に革のループをつけてたんだけど、あれ? ないほうが可愛い? 重ねられるし。うーんどうしよう。
 
 つい、ちょっとした出来心でいくつかは裏地に刺繍を。

 そして頼まれてもいないポットマットも作る。そして送る。



 鍋を見たら掴まずにはいられない皆様も、私は決して鍋なんか掴まないという皆様も、春のお散歩がてらあるぴーの村へどうぞ足をお運びください。やきものも可愛くて日本茶のワークショップなんかもあってすごく楽しそうです。ステーキ、フレンチ、イタリアン、お菓子やさん。おいしいご飯もお茶も、いろいろあります。
 すごく居心地のいいギャラリーです。 
 
 あるぴーのギャラリ―樟楠
 http://blog.goo.ne.jp/alpinoginkablog/e/368a4b9c17f01a77f36af240a1dc051f

   

Posted by hiyokomame at 21:26Comments(0)染物

2016年04月03日

ART with ZOO 無事終了

 去る3月27、28日の二日間。沖縄こどもの国のイベント、ART with ZOOに出店しました。

 最終日、遊びに来てくれたAちゃんとY先生と会場を見て回って衝動的にお買い物。
 
 イベント終了間際に大急ぎで買い込んだのだけれど、こうして落ち着いてみてみると、結構いい感じ。
 品揃えにイベントの性格が見えて来て面白い。
 

 一目ぼれした石垣克子さんの「ウエキ人」。うっかり吸い寄せられてうっかり購入。後ろにも顔がついていてお得、らしい。小鳥も乗っかっているしね。 


 イケメンキリンの版画絵葉書。「こどもの国のキリン良く見るとイケメンなんですよ~」とのこと。確かに。

 4歳児母さん、さん?  子供さんの絵をお母さんが消しゴムはんこにしたのかな。配色がおしゃれ。



 ペリカンとヒヨコとカニ、だったかな?


 アバサーとアオビ。フグの目の中に縞みたいのがちゃんとある。そして、魚を正面から描く、って斬新。4歳児すごい。



 オーブン陶土のブローチ。アイボリーとトルコブルーがすごく好き。焦げ茶のカーディガンにつけようかな。


 お向かいブースの、前田工房さんのタツノオトシゴスタンプと、クマゼミ絵葉書。
 セミの羽、常々きれいだなあと思っていたので、パリッとした線の緊張感に心惹かれて購入。タツノオトシゴはただひたすらかわいくて買っちゃったけど、スタンプ売っちゃうなんて太っ腹。袋もおしゃれ。


 と、お隣標本屋の沖縄生物倶楽部のSさんに頂いた火打石。
 「これさえあればいつでも銭形平次のおかみさんになれるよ!」とのこと。・・・そのニーズがどのくらい一般的なのかはさておき、雨がちで薄暗かったので、デモンストレーションの火花が花火みたいに映えてきれいだった。
 現場では強風に煽られるヒトデペーパーを抑えるのに活躍したりした。 


  背中合わせのブースにいきなり大学の時の他の科の先生がいたり、久しぶりの知人に思いがけず声をかけてもらったり、新しい出会いがあったり。いろいろバタバタだったけど楽しかった。

 Sさん、Y吉さん、Y先生、Aさん、出店者の皆さん、お疲れ様でした!

 
 



 


  

Posted by hiyokomame at 01:09Comments(0)イベントお買い物

2016年04月01日

名護へ。

 久々に良く晴れた日に、一路北へ。
 名護の文房具屋さん、「和睦郷里」に納品に行ってきました。
 http://wabokukyouri.ti-da.net/c178425.html
 子供のころ好きだった、ちゃんとした文房具屋さんの雰囲気。
 ポストカードや、透かし模様のヒトデペーパー、レターセットなど、初めて納品するものがあったので、店頭に置く前にいろいろと相談に乗っていただいた。
  良い印刷やさん、封筒やさんを教えてもらったり、奥にある造形教室で子供たちの作品を見せて頂いたり、ついつい長居してしまった。和睦郷里のMさんとの時間はいつも物を作る楽しさを存分に感じさせてくれるので、帰る頃にはまたいろいろと作りたくなってしまう。
 彼女の造形教室の子供たちの絵の健やかな感じって、彼女のこういう人柄と無関係ではないと思うのだ。
 誰かを心の底から尊敬することができるというのは私自身にとってもすごく幸せなことで、今回もとても満たされた気分で帰ってきた。
 郵便で送ってもコストは変わらないんだけど、こうして会えるとやっぱり嬉しい。

 さて。今回納品してきたもの。

 コースターと、ポーチと、印鑑ケース。
 あらかわいい、と言って下さったのでヤスデの印鑑ケースも置いてきました。
 ヤスデ好きの皆さん、名護の和睦郷里へ今すぐGO!
 

 ヒトデのがま口も。





 ヒトデの紙も。
 和睦郷里には可愛い紙の棚があって、傍に封筒のテンプレートが置いてあるという素晴らしいセッティング。
 あるといいな、があるんだな。

 あわただしく帰ってきてしまったので店内の写真を撮れず・・・・。
 また行きたいです。

 それではMさん、よろしくお願いします!

 
 

 
  

Posted by hiyokomame at 10:00Comments(0)染物

2016年03月31日

桜坂へ。

 少し前に、那覇、桜坂劇場のクラフトショップ「ふくら舎」さんに納品させて頂いた。
 「ふくら舎」はおしゃれな雑貨やちょっとマニアックな本などのある面白いお店で、自分自身桜坂劇場で映画を見たあと立ち寄るのがとても楽しかったので、そこに作品を置いて頂けるのは夢のようで、とても嬉しい。
 今はなぜか、珍しい缶詰をたくさん置いているそうです。https://www.facebook.com/Fukurasha/photos?ref=page_internal
 缶詰と一緒にうっかり布小物など購入してしまうのも乙なものではないでしょうか。
 春だし。

 末永く、どうぞよろしくお願いします。




















  

Posted by hiyokomame at 00:12Comments(2)染物

2016年03月28日

キャンピングテーブル用のバッグ。

 地下活動の記録①

 ガラスやさんのAちゃんのキャンピングテーブルと椅子のセット。
 イベントの時に私もずいぶんお世話になっている優れもの。
 その袋が塩蔵わかめっぽくなっていたので、新しいのを作った。
 ただひたすら頑丈を目指して、軍用テントの生地で作って、持ち手は底面まで通して重みを支えるようにした。



 細長いベンチ二つは横から差し込み、テーブルのっけて、フラップとDカンで閉めるようにした。

 奥島まで配達に行って、トンボ玉やさんのRちゃんとAちゃんにおいしいてんぷらとタコ焼きをごちそうしてもらった。
 首がデロンデロンになるほどお待たせしてごめんなさい。てんぷら各種、美味しかったです。ごちそうさまでした。
  
Posted by hiyokomame at 00:00Comments(0)バッグ

2016年03月25日

ART WITH ZOO もうすぐです。

 今週、土日、子供の国のイベント、ART WITH ZOOに出店します。

 そんなわけで、今日も夜更けまで制作中。明日搬入です。

 普段の作品とはちょっと路線を変えて、沖縄の生き物をスケッチして作品に取り入れたりしています。

 
 ヤスデと、シイノトモシビタケ。いつかはオリジナルの布にしたいけどひとまず今回はポストカードに。

 
 よーく見たらヒトデとウニの透かし入り、一筆箋。

 
 ポストカードと、ヒトデの透かし入りの紙。

 
 がま口もヒトデ仕様で。

 
 印鑑ケースは裏地がヒトデ、とヤスデ。

 
 ポーチとコースターも少しだけ。

 
 いろんな人から生きてる? と聞かれてしまいました。心配かけてごめんなさい。
 
 人参が笑ってるような気がしたりする以外には特に問題なく、着々と地下活動中です。




 



 

 


   
Posted by hiyokomame at 01:18Comments(0)染物

2016年02月08日

リュウキュウモクセイ

 写真撮影怠けたもよう。あんまり写真がないや。
 フクギ的テカテカ緑葉のリュウキュウモクセイソウfrom藪地島。

 葉っぱをミキサーで粉砕。  

 
 30分煮出して、15分テストピース染色。


 こんな色。


 久しぶりに緑系。
 きれいなんだけどこの薄さ、色味なら堅牢度が高いフクギの葉っぱを使うかな。・・・ということを確かめるのもこの色見本作りの目的だったりします。  

Posted by hiyokomame at 19:00Comments(0)染物

2016年02月07日

シイノキカズラ その後


 以前樹皮からきれいな赤みの色が出たシイノキカズラ、もう一度試染して良い色ならいよいよショールを染めようかと思い多めの採集をお願いした。
 上等なハサミを購入して、母と一緒に刻む。
 テストピースの250%とまとまった布地の250%って全然違って、迫力の分量。

 テストする時に以前確認できなかったのがあのきれいな赤みが樹皮のみにあるのか、軸にもあるのかということ。
 今回は軸も含めて小さく刻んでみた。


 前回と近い色味。今までのところ安定した感じ。

 ところがショールに染めてみるとずいぶん茶みが強い。軸を混ぜない方がきれいだったのかも。
 左からコチニール、アカネ、シイノキカズラ、マテバシイ、染め重ねいろいろ。



 ピンクベージュ、かな。茶色の奥に光の加減でピンクがのぞく。
 今度はミョウバン媒染も染めてみたい。



  

Posted by hiyokomame at 10:00Comments(0)染物

2016年02月06日

ヒトデまつり。

 こどもの国のイベント『ARTwithZOO』。(3月26日、27日の二日間)

 沖縄こどもの国の動物、あるいは沖縄の自然をテーマにしたクラフト展です。

 私が主に制作しているのは柿渋の袋ものなどで、実はあんまり沖縄の自然とは関係ない。なのでいつもの自分の作風から少し離れて、勉強がてら何か沖縄の生き物をモチーフに作品を作ってみようと思う。

 とはいえ、紅型などの型染は全く別の分野なので、自分が今楽しくできる方法でスケッチしたものを作品に落とし込めないかな、と考えた。

 というわけで、消しゴムはんこを作ってみた。


 最近何故か気になるのはヒトデとか、ウニとか放射状に模様が広がる生き物。
 で、何となく、某ブランドのモノグラム的に配置してみたくなった。
 一瞬〇ィトンっぽくて良く見るとゆるい形のヒトデだったりしたらなんかばかばかしくて楽しいかなあ、と思って。

 
 一番それらしく見えそうな配置をいろいろ考えて
 

 原稿を作ってみた。
 
 ところが、まじめにやってるつもりなんだけど
 
 間違える。
 うーん、こういうのって規則性があった方が面白い気がするんだけど。

 
 まちがえる。
 しかも最後のほうで、ほろっと、違うスペースに押しちゃって「ああああああああああぁっ!」てなる。



 そういえば・・・・苦手なんだよねこういう作業。


 うん。なんか、もういいや。

 だって、ヒトデだもの。

 

 インクジェットでプリントできる布にプリントしてみた。
 思ったより色が派手目に出ちゃう。昭和の子供布団の雰囲気。
 薄手なので裏地なんかどうかな。特殊加工してあって汚れそうなので水洗いの後何かでコーティングしよう。


 ところで。ARTwithZOOの当日のブースではこのはんこでオリジナルレターセットを作るwsスペースを設けようかなあと思っています。そんなわけで来週紙を買って来ます!

 





 



 

 










 

 
  

Posted by hiyokomame at 13:17Comments(0)染物イベント

2016年02月02日

ウメノキゴケ4

 その後のウメノキゴケ。
 流しの下に保管して、一日一回振って混ぜて写真撮影。




 アンモニアが揮発して液量が減ったので水を足しました。

 
 さあ。
 
 そろそろ染め時です。
  

Posted by hiyokomame at 11:24Comments(0)染物