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2016年12月06日

乾燥した大陸について。

 染布をはぎ合せて作るタイプのもの、特に展開図が四角いものを作るときそれぞれの作品ごとに自分の中に浮かんでいる風景がある。
 ある時期のある季節の、ある場所。
 なのでこっそりと、それらのシリーズには名前がついている。
 でも誰にも聞かれないので誰にも言ったことがない。

 先日のウッディフェアの足を運んで下さったお客様に、そのあと
「あの乾燥した大陸のような感じのキーケース、まだありますか?」
 というお問い合わせを頂いた。

 なんだって。

 乾 燥 し た 大 陸、って!

 思い浮かべてみると、
 ああ、あったかもしれない、そんな感じのものが。

 結果、もうその品は手元にはなかったのだけど、私はそのフレーズがとても好きになった。

 特に、渇いたとかじゃなくて、「乾燥」ってとこが。センチメンタルでなくていい。

 私が名前を伝えずに手渡したもの達には、そんな風に名前をつけてくれてるお客さんが他にもいるのかもしれない。それはとても素敵なことだ。想像すると面白い。

 そんなわけで、結局今回も、作品の名前は誰にも聞かれないし言わなかった。
 そしてこれからもきっとずっとこんな感じで行くんだと思う。






 

  
Posted by hiyokomame at 22:33Comments(0)染物

2016年11月26日

ボルネオテングビワハゴロモ



 お世話になっているY谷さんから「印鑑ケース欲しい」と言って頂いたのは遠い昔のこと。
 作ったらお知らせしますとのらりくらりしている間に、Y谷さんから

 ボルネオテングビワハゴロモ

 という濁点多めの件名のメールが届いた。

 出た。知らないものが知らないが故に、あっという間にするりと長期記憶の引き出しに滑り込むあの現象。

 スリジャヤワルダナプラコッテとか、グレートブリテンおよび北部アイルランド連合王国とか、あの辺の引き出しにスポンと入りこんでしまった。

 (ちなみに左隣の引き出しには「ゾエアゾエアゾエアメガロパ」と「レプトケファルス」が入っていて、右隣には「東京特許許可局に特許の許可を取りに行く」が入っている。)

 
 で、頂いたボルネオテングビワハゴロモの標本の写真がきれいだった。
 
 私の好きな色がたくさん。
 (生きているものはもっと鮮やかな色で、それもまた美しい。)

 印鑑ケースの表地に、ちょっとイメージをお借りした。実際には刺し子の部分の地色はもうちょい緑寄りに見える。







 結構特殊な配色なので、裏地に種明かしがあった方が面白いかな、と思ってシルエットをスタンプにしてみた

 あんまりがっつり具象にすると表地の表現と殺し合いそうなのでギリ模様に見えるくらいにしたい。
 グレンチェックとかあの辺の規則性があって、良く見たら、わかる人にはそう見えないこともない、くらいの・・・。




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 出来上がり。

 二点は無事Y谷さんのお手元に。Y谷さんありがとうございました!




 
 
  

Posted by hiyokomame at 12:10Comments(2)

2016年11月10日

ポットマットいろいろ。

そろそろ鍋物なんかが恋しくなって来たので、ポットマット=鍋しきなど作ってみました。






定番になってきたパッチワーク、あとでほつれて来ることを考えて、今回はバイアスにパーツを裁ってみました。
  
Posted by hiyokomame at 17:09Comments(0)

2016年11月10日

今日からウッディーフェア



地上の皆様こんにちは。

ここしばらく絶賛引きこもり中だったのですが、その間小物をいろいろ作っていました。

ウッディーフェア出店中です。

今日11月10日から14日、日曜日まで、プラザハウス2階、desigualの前のブースでお待ちしています!

※期間中12日(土)のみ、南城市のcococoに出張しちゃうので相方のガラスやさん、亜shian.hのあきちゃんに品物はそのまま、お店を預けて席を外します。  
Posted by hiyokomame at 10:59Comments(0)

2016年10月19日

タブノキでショールを染める


 以前試染をして以来、いつかちゃんと染めてみたいと思っていたタブノキhttp://hiyokomame432000.ti-da.net/e5466578.html
 11月のウッディフェア出店に向けて絹のショールを染めることにした。

 
 赤みのある色を期待して、今回は銅媒染。濃色なので、思い切って濃い目の40%に。加熱して15分。


 約100gのショールの250%→250gのタブノキの葉っぱ。


 ミキサーで細かく。

 タブノキ粉砕すると出来上がる謎のねばねば。沼のようだ。

 伝わるかしらこの溢れるスライム感。
 


30分煮込むとだいぶみどり味が減ってこんな色に。

銅媒染した繊維を投入。15分煮染め。




 よく染まったんだけど、オレンジ味が思ったより強いので、試しにアルカリ修正。


 下のほうがアルカリ修正済み。少しだけ赤みアップのもよう。うん。アルカリ修正に決定。
 

 ざばざば水洗。色どまりがすごくいい。タブノキ、優秀。例によって、最終的にスライムなドロドロはなくなってさらさらに。 



 

 できあがり。

  

Posted by hiyokomame at 17:26Comments(2)

2016年10月18日

ポットマットのメンテナンス


 桜坂のふくら舎に行ったら一個だけ残っていたポットマット。
 ほつれにくい柿渋の布ですが、ちょっとずつ糸が浮いていました。
 鍋敷き、なんですが、鍋つかみ的に握り心地を確認される方が多いので、時々こんな風になります。
 
 そんなわけで里帰りです。

切りっぱなしのパッチワークのシリーズは各パーツの端がきれいに房になって起毛した状態が最終的な完成イメージです。
ところがこの変化が使い込まないと起きません。もしもお手元のポットマットの布がこんな風にほつれて来たら、お手数ですが簡単なメンテナンスをお願いします。



糸切りバサミで浮いてきた糸を切ります。
ミシン糸を切ってしまわないように気をつけつつ、ほつれた布端の糸をその都度切っていくと 、そのうちキャンバスが程よいところで房になってほつれて来なくなります。
布の種類や色によっても性格が違うので、ほつれなければどうぞそのままで。


洗濯機などで慌ててほつれさせるより、使いながらこうして整えて行く方が表情が良いように思います。
めんどくさくて恐縮ですが、お手元で少しずついい感じに育てて頂ければ幸いです。  

Posted by hiyokomame at 12:00Comments(0)染物

2016年10月17日

更紗の色止め

 東京のお店から裏地に使う木版更紗が届きました。


更紗などの手作り系の布は色落ちすることが多いので、どこの店のものも買ったら使う前にこうして数回洗い→色止めします。

 このくらい色が出ます。


 色落ちする布が悪い! という話ではないので念のため。
 うちで作っているような袋物は完成したらもう分解して洗う事は出来なくなるので、色落ちがしなくなるまで予め数回洗ってしまうのです。

 で、色落ちがしなくなったら

 ハイプレンNFS
 例によってブラックボックスな田中直製。雰囲気的には繊維のコーティング剤。水性ニスっぽい感触の何か。
水で薄めたこの液に布を浸し、固く絞って干すだけ。
 簡単だけど、効果はてきめん。常備している処理剤の一つです。
 ただ、濃度によって若干風合いが固くなる事があったり、吸湿性が下がることがあるので、肌に触れるものには私はあまり使いません。一度コーティングすると重ねての染色ができなくなるので、工房で染めた布にも必要最低限しか使いません。
 

絞って干して、乾いたらアイロンかけて出来上がり。
見た目何も変わっていないようですが、やっておくと安心な下準備です。  

Posted by hiyokomame at 00:00Comments(0)染物

2016年10月08日

地下活動のお知らせ。

 もうじき新天地へと旅立つ仕事仲間と、お疲れ様会を兼ねて出かけました。

 午前中訪ねた場所が、地に足をつけてかっこよく活動をしているデザイナーさんの工房で、
夕方訪ねた場所がオーダーでフレグランスを作ってくれる工房で、
 たまたまなんだけどどちらも、オーダーを受けてそれを形にする、という仕事に誠実に向き合っている人たちでした。
 
 どういえばいいのか、午前中にデザイナーさんのところでしてもらった話と、夕方調香師さんのところで体験した
 香りを絞り込んで行くプロセスが対になって、ある意味完璧な、すごく重要な一日になりました。


徹底していろいろ取捨選択しているうちに、今の自分が一番求めていることがはっきりしました。

休養と、回復。

これから一年位の間、それを最優先事項にします。

そして、家の事と、今お世話になっているお店とギャラリーへの納品などの仕事を最低限維持しつつ、個展のための布を少しずつ染めためます。

ものすごく考えて、おそらく、今私ができる仕事はどんなに多く見積もってもそれが限界だという結論に至りました。

10年来付き合っている持病があり、ほんの少し用事をするだけで寝込んでしまい、無理をすると関節炎を起こします。炎症を放置するとそのまま関節が壊れて回復はしなくなるので、炎症を悪化させない、低空飛行を上手に維持することを当面の目標にします。すでにお受けした仕事をできる限り早めに納品して、今後注文制作は控えます。
 

今、治療を最優先にしなければ、私の手はあと数年で動かなくなるでしょう。
それはなんとしても避けたいので、
まずは現実を直視して、最善の策を練りたいと思います。

晴れて体調の良い日は染めや縫製をして、柔らかい布なら刺せるという日には刺繍をして、どうにも無理な日は通院してひたすら寝ます。

そんなわけで、楽しいお誘いや仕事を、お断りすることが増えると思います。
今しばらく、地下活動に勤しみます。
作品を沢山作ることも、大きな作品を作ることも難しくなりますが、製作できる今を愛しみつつ、存分に楽しみたいと思います。
今の私にとって最重要事項は数年後も(もちろんそれから先も)自分の身の回りのことを自分でできるだけの機能を保つことであり、その為に工房の仕事を整理縮小したいと思っています。

今まで色々なお断りとお詫びのメールや手紙を個別にお送りしていたのですが、体調によってすぐに返信出来ない事があったりすること、可動域が狭まってキーボード入力が難しくなって来たので、こうしてブログに書いておくことにしました。

・・・・こうして書くとものすごくヤバい事になっていそうですが、炎症を予防する為の調整なので、無理をしなければ意外と元気です。

今までメールやお電話でお問い合わせ下さったお客様、支えて下さっている皆さん、ご期待に添えないことが多くて本当にごめんなさい。そしてありがとうございます。

 そして、貴重なお時間を割いてくださったプロフェッショナルなお二人の存在に感謝。

 いろいろとご心配おかけしますが今後ともよろしくお願いします!


  
Posted by hiyokomame at 02:23Comments(0)お知らせ

2016年10月04日

鎌倉へ。

ふらっと熊が現れたり、ゴジラが上陸したり、何かと慌ただしい今日この頃ですが神奈川の皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
62年間 未だゴジラに存在さえ気付かれていないっぽい沖縄から、北鎌倉の東慶寺ギャラリー&ショップhttp://www.tokeiji.com/photogallery/gallery.htmlに、台風18号に紛れてコッソリなおかつ久々に納品です。



 ポットマット。




 良い色に発色しきった頃には小さいハギレになっていることの多い柿渋の布。程よき頃にかき集めて構成してこんな小物になります。しっかりミシンを掛けてはあるけれど、繋ぎ目の多いデザインなので、重みの掛かるバッグではなく平らに置いて頂けるポットマットに。




 コースター。
 フクギや藍や柿渋の布をつないで、ステッチを入れてあります。
 テラコッタの家のオブジェや、白い粉引きの陶器のマグカップとか置いてみたい。





 そして、東慶寺ギャラリーのhさんと私を繋いでくれた手縫いの柿渋コースター。






6月に訪ねた時の東慶寺ギャラリー。素敵なところでした。今度は秋にお邪魔してみたいです。


hさん、スタッフの皆様今回もどうぞ宜しくお願いします!

  

Posted by hiyokomame at 00:29Comments(0)染物

2016年09月21日

桜坂、ふくら舎へ。

 那覇の桜坂劇場2階、ふくら舎へ納品に行ってきました。

 ポーチ大&小と、

 
 ポットマット



 真ん中のかな? 大きいほうのポーチがもう嫁に行ったそうで、メールまで頂いてなんともありがたいことです。
 
 帰りに一階のカフェでお茶飲んで、一回売り場で贈り物用に金吉園のはつね玄米茶買って(桜坂劇場のこの上質なカオスっぷり。)

 徹夜明けで死ぬほど眠かったので道路が混む前におうちへGO!

 
 
  

Posted by hiyokomame at 00:00Comments(0)

2016年09月20日

COCOCOに行ってきました。


南城市のcococoに納品に行ってきました。





 前回行った時のRさんのリクエスト。小銭何かを入れるように、スクエアポーチを小さくしてみました。手前のやつが、小さいの。

 Y谷さんにご報告。
 印鑑ケース、これだけありました。でもたぶん、この中にボルネオビワテングハゴロモの緑はないと思われます。ざんねん。

 念のため、裏も。

  

Posted by hiyokomame at 02:03Comments(0)

2016年08月26日

20160826




 染色やら媒染やらで1か月。ひとまずこの布への能動的な作業は一区切り。

後はゆっくり、柿渋の色が発色してくるのを待つ。
そわそわ気になって仕方ないからどこか見えないとこにしまっておきたいけど、適当なところに置いたら家中の茶色いものに同化して吸収されてしまうに違いない。
専用の棚があるといいな。
安全に、忘れて置く為の棚が。  
タグ :柿渋染め

Posted by hiyokomame at 11:57Comments(0)染物

2016年08月11日

雨の日の仕事

 柿渋染めは他の染料と違って、浸し染めのあと、そのまま乾燥させて繊維に定着させます。染め、とは言うけれど、どっちかというと塗料です。

 乾燥前に雨が降って柿渋が流れ落ちてしまうとベランダの床が染まってしまうので、雨の日柿渋染めはお休みです。

 最近晴れの日があまりないので、雨の日でもできる仕事をします。縫ったり、以前染め重ねたキャンバスに媒染をかけたり。(媒染→水洗、という工程なので、にわか雨にあってもそんなに困らない。)


 そんなわけで、以前染めたバリバリの8号、9号帆布にアルカリ媒染をかけて柔らかくします。アルカリ媒染には色を濃く発色させる働きもあるので、アルカリ媒染後にまだ色が薄かったらまた染めや媒染を重ねます。染色、金属媒染、アルカリ媒染、この工程を必要に応じてこの後もぐるぐるループします。


 びっくりするほど地味な絵面ですが、発色や質感がぐっと柿渋らしくなる大事な工程です。

 で、更に雨が続く場合は事務をします。

 作品の茶系以外の色の布について、お客さまに「柿渋で青や緑も出るんですか?」と訊かれることがあるので、使っている染料について書いたカード?を作りました。
 柿渋だけのものについては今まで通りの説明書、がま口などその他の色のものにはこれを入れてみようかと思います。
 工房KU-TAで使っているのは柿渋の他、藍と福木、たまに墨などの顔料です。各作品に入っている材料にチェックいれておけば面白いかな、と思うのです。

 原稿はこどもの国のYちゃんに教えてもらったイラストレーターで作ってみました。
 説明の文章がやたらに堅いのは、そうですいっぱいいっぱいだからです。

 とりあえずYちゃんのおかげで気になってたものが一つ片付きました。
 


 
  

Posted by hiyokomame at 22:53Comments(0)染物

2016年08月10日

桜坂へ、再び。



 那覇の映画館、桜坂劇場の二階に、ふくら舎という県内作家の作品をディスプレイした空間があります。
 そこに、今年の初めごろから作品を置いて頂いています。

 友人から、見たよ、と声をかけてもらったり、会報誌に記事を書いてもらったり。
 こそばゆくもありがたいことこのうえないのです。

 そんなわけで、納品に行ってきました。

 この間作ってた水玉的な生地は四角いポーチと、香箱型のがま口になってデビューです。




 そして、久々のがま口祭り。いっぱいあるようだけど、毎度のことながら裏表です。
































 印鑑ケース、今回裏地はヒトデです(なんだかおにぎりみたいな売り方になってきた)。

 思いがけず好きな作家さんのピンブローチを見つけてうっかり購入。
 下のフロアーのかまわぬの手ぬぐいと、アンモナイトの化石にも興味津々。

 素敵なお店でした。来月また行くのが楽しみ。

 皆様お近くにおいでの際には是非お立ち寄りください。



  

Posted by hiyokomame at 16:37Comments(0)染物

2016年08月01日

布を作る。


 何から何まで茶色いのではぎ合せたときに何か視界に引っかかる面白い質感や表情のものが欲しくなる。一度縫って染めたやつを発色させてから解いたり、媒染剤や着抜剤などで部分的に媒染を置き替えたり、あまり制限を設けずに気になったことをいろいろ試してみる。
 色がパッとしなかったら更に染め重ねたり、媒染で修正を加えたりして気が済むまでいじくりまわす。こういうのを千代紙みたいに貯めておいたら、小物づくりが楽しそうだ。


  
Posted by hiyokomame at 11:00Comments(0)染物

2016年07月31日

革タグを作る。


 革を切って、穴あけてステッチ入れてボンドで貼って革タグを作る。


 ポーチなんかの端っこについてるあれ。

 どうでもよいようで、ファスナーの開け閉めの時に結構重要な役割を果たす。

 沢山作ったつもりだけど二個組で減っていくのであっという間になくなる。

 小さな単純作業はリズムが掴めてくると頭が空っぽになって楽しい。

 
  
Posted by hiyokomame at 22:00Comments(0)

2016年07月28日

柿渋日和



 あるぴーのギャラリ―樟楠のTさんが2年後またおいで、と言って下さったので、その分の布を染め始めた。

 布が足りない、と思うと制作時に心が躍らないので、大量の良い染布に埋もれたい。 
 木工の人が数年木材を寝かせてから家具を作るように、染めた布を十分手元で発色させてから、形にするということをして行きたい。作品展の分+αのストックができて革やさんの倉庫みたいになるまで数か月、大物制作はお休みです。

 小さい布がきれいに発色して来ているので、しばらく小物をたくさん作ろうと思います。

 朝のうちに布を干したので、今日はがま口を作ります。

  
Posted by hiyokomame at 09:37Comments(0)染物

2016年07月21日

cococoに納品。


 南城市のcococoに納品に行ってきました。

 おしゃべりしながらタタタっと並べてあっさり様になるって、いつも思うけどオーナーYさんすごい。

 大きい作品も小さい作品も、愛情込めて本当に好きと言ってくれる人に届けて下さるすごいお店です。
 内地の展示の時に、cococoつながりのお客様が来て下さることも。

 オーナーのYさん、Rさん夫妻との会話は刺激的で、短くてもいつも私の中のいいスイッチを押してくれる。

 テンション上がったんで家帰ってまた制作。

 Yさん、Rさん、よろしくお願いします!




 ※業務連絡 Y谷さんのぶん、とってあります。これからヤスデ、もしかしたらプランクトンも作るかもしれません。






 
 
 
  

Posted by hiyokomame at 17:28Comments(0)染物

2016年07月18日

スケッチとしてのハンコ作り。

 使える線が限られるので、情報を整理するのにはんこ作りはちょうどいい。


 借りてきたこの本が好き過ぎて


 ちょっとよその地域のクラゲに浮気をした。


 ベニクラゲ。北の方のクラゲらしい。色やら形やら可愛すぎる。
 藍の白抜きに、後からピンクの染料さして再現できないかと思案中。

 


   
Posted by hiyokomame at 19:51Comments(0)ART WITH ZOO

2016年07月13日

ゾエア ゾエア ゾエア メガロパ

 聞きなれない言葉はやけに音楽的に聞こえる。

 かなり使用頻度が低いのに拘わらず、衝撃の語呂の良さに中二病的長期記憶の引き出しに入ってしまったゾエアゾエアゾエアメガロパ。もうラップにしか聞こえない。

 ゾエア ゾエア ゾエア メガロパ、大きくなったらカニになるらしい。

 


 レプトケファルス、ウナギの幼生


 骨が。
 骨が多い・・・・。しかもその骨がすごくウナギっぽいので諦めて彫ることにする。

 メガロパ

 足が。
 足が多い・・・。私はなぜこんな物を彫っているのかな。


 Sさんイチオシ、目がゲルニカなユメエビ。



 生き物の形って面白い。
 
 

 
 

   

Posted by hiyokomame at 11:11Comments(2)ART WITH ZOO